こんな世界に誰がした

蜘蛛の糸を切ったのは私の方だった。きっと沈んでいけば楽なんだろう。

結局リサイタルにおけるご当地企画って何だったの??

元気が出るLIVEなるものが発表され浮かれポンチになっていますがまだまだリサイタルは続いているわけで。

あれだけリサイタルが始まる前ブーイングの声があがっていたご当地企画についてTwitterでまったくレポが流れてこないのはなぜなんだ!!と自分が長野公演を観に行くまでは思っておりました。

正直私自身もなんでエイトを観に行ってるのに一般人がエイトと共演してるのを観なければいけないのか、とご当地企画が発表された時は思っておりました。

 

 

 

 改めて自分のツイート見返すと我ながらひどい。ボロクソ言いすぎて引く。

でも最終的にエイトが考えるイベントなんだから一般人混ざったところで楽しいかんじになるっしょ!おっけーおっけー!みたいなお気楽志向が発揮され挑んだリサイタル。

ご当地企画になった時とうとう来たぞと身構えながら始まったこの企画。ご長寿の方々で結成された「長ジャニ∞」は最年長90代のおばあさまがいらっしゃる社交ダンス教室の方々がご登場。衣装もきらびやかで背筋もスッと伸びていてイキイキした素敵な方たちでした。曲が始まる前のインタビューで、まるるがプレゼントしてあげたという善光寺のお守りを 嬉しそうに見せてくれたおじいさまに頬が緩んでしまうようなほのぼのした雰囲気。

「これは思っていたほど悪くはないのではないか!」そう思いました。

そして始まる前向きスクリーム!

前列にずらっと並ぶエイトの後ろに一列になって並ぶ長ジャニ∞の皆様。

振りは完璧だし、きちんと踊れてるし、こんなおばあちゃんになりたいものだと感動した反面「ご当地ダンサー」として、という名目で集まっていたもののもう少しメインで踊らせるものだと思っていただけになんだか拍子抜け。

その後もずっとエイトの後ろで踊り、間奏でようやくメインに立ち華麗な社交ダンスを披露してまたインタビューを受け笑顔で手を振りながらハケていかれました。

まずご当地企画が終わって思ったことは「・・・え?それだけ?」でした。なんともあっけなかった。観ている側が楽しめる企画というよりは本当にその地域の局のテレビで取り上げてもらう用の企画なんだなと。

それまでエイトに興味のなかった人(語弊があったらすみません)がエイトとステージに上がっているただそれだけ。それがチケ代の中の数分間に含まれているだけ。

特筆すべきことがなく、あの企画だけリサイタルの中で浮いていて、あの企画が必要だったかと言われたらイエスと言い切ることはできないようなぬるいかんじ。ああこれはレポ見かけないわけだわ〜と。

勿論覚えたての前向きスクリーム!の振りを踊り、C&Rを楽しむことはできたもののそれ以前に披露されていた曲以上には会場の雰囲気の盛り上がりを感じられなかったのも事実です。あんなにお祭りソングなのに(単に私にはそう感じられなかっただけで座席の位置によって印象は変わるのかもしれませんが)。遠征組はどうしてもローカル番組を全部追うことは難しかったというのも一つの原因かもしれませんが、一般の人にキャーキャーすることも難しいなと思いました。このような一般人にスポットライトが当てられる企画は今まであまりなくどれくらいの加減でその企画に参加していいのか、どのようなスタンスで見ればいいのか戸惑いを感じました。

きっと企画に参加された方はそれぞれステージに上がったことで決心したこととかあったと思います。たくさん練習をして、挑むステージ。あの短い瞬間にかけた思いがあり、ステージにあがる時間よりも長い待ち時間を経て披露してくださったご当地企画を全力で盛り上がれなかったことがこのリサイタルに参加した私の唯一悔いる点かもしれません。

結論としては、ご当地企画とは新規獲得や地方における認知度アップに繋がる誰も傷つかない平和すぎる企画でエイト、参加した方、地方局だけが楽しかったね~よかったね〜と満足できたものだったのかなと思います。

 

ドームツアーへの声明に対してちょっと思うことはありますが元気が出るLIVEを楽しみにしながらリサイタルのDVDも心待ちにしております。

HGTB全公演収録をぜひともお願いしたいし、開演前のサッカーの模様などの収録もお頼み申したい!!ご当地企画の方が全公演収録とかだったら笑えないぞ☆

 

リサイタル控えてる方々是非とも楽しんできてください!